こんにちは、なつ子です☆
私は大学生まで、とにかくネガティブな人間でした。その日あった嫌なことは何日も引きずるし、すぐに自己嫌悪に陥るし、ストレスで何も手がつかなくなるということもしょっちゅうでした。
当時は赤面症や声の震えなどの対人緊張症・対人恐怖症の症状があったんですが、ネガティブ思考のせいで症状もどんどん悪化したんですよね。
でも、結局こんなことをやっていても負のループにハマってしまうだけで何も改善しない、ということに気が付いたんです。それからは「自分を変えたい」という強い意志をもち、考え方をポジティブ思考に変えたことで、今は前向きにものごとを捉えることができるようになって、本当に楽しく過ごせています。
ということで、今回は、ネガティブだった私がポジティブ思考の人間になれた方法について書いてみようと思います。対人緊張(恐怖)症・あがり症で悩んでいる方が、少しでも気が楽になったり、克服するお手伝いができれば幸いです。
否定ではなく肯定で終わる
昔の私のように、ネガティブな人は、
「~ができなかった」
「~が嫌だった」
など、否定で終わることが多いです。
それを、
「~ができなかった。でも、~はできた!」
「~が嫌だった。でも、~はすごく楽しかった!」
っていうように、肯定で終わるように変えます。
否定で終わってしまうと、自己嫌悪に陥ったり嫌な気持ちでストレスが溜まったりして、ネガティブな方向に自ら向かってしまうんですよね。
でも、なんでも肯定で終わるように自分の意識を変えることで、いつも前向きな気持ちを維持することができ、自己肯定感を高めてポジティブに進むことができます。
どんなことでも必ず、良かったこと、嬉しかったこと、楽しかったことなど良い点があるはずです。
ネガティブな人は、言ってみれば、悪いところを見つける天才。
昔の私がそうだったように、「~がダメだった」「~ができなかった」と悪いところはどんどん見つけられるんですが、良いところは全く見つけられなかったりするんですよね。というか、見つけようという意識がないんです。
どんな人でも、毎回良いことばかり起きるわけではないです。
でもポジティブな人は、その中でも良かったところを探して意識的に目を向け、「これはできた、良かった!」っていうようにその経験を肯定し、次に繋げることをしています。
失敗で終わらず、成功体験を増やす
「~ができた!」という成功体験を増やすことで、自分に自信がつき、また次もチャレンジしてみよう!という前向きな思考に繋がります。
成功体験を積み重ねていくことができる人は、決して特別な才能がある人ではないんですよね。
失敗で終わらせない。ただそれだけなんです。
例えば、テストで100点とる、という目標を作ったとします。
頑張って勉強をして、2回、3回とテストを受けても100点はとれない。
こんな時、ネガティブな人は、「やっぱり私にはできない」「私が頑張ったところで100点なんかとれない」っていうマイナス思考になって、すぐに諦めてしまいます。
でもポジティブな人は、100点がとれるまで頑張ります。
3回受けてダメなら、4回、5回・・・と諦めずにチャレンジし続けます。
これまで受けてきたテストは、自分が100点をとるための「通るべき過程」であり、この挑戦を続けていくことで100点というゴールへ進んでいる、という前向きな考え方をするからです。
もちろんただただテストを受けるだけでは何も変わらないので、1回テストを受けるごとに「何が足りなかったのか」「次に何をすれば改善できるのか」ということを考えて、自分自身を成長させていきながら前へ進みます。
そして10回目のテストで100点がとれたら、
「よし!私は努力をして100点がとれる人間だ!」
と、成功体験になるんです。
悩んでもどうにもならないことは、悩むのを止める
ネガティブな人は、悩んでもどうにもならないことを、ひたすら悩み続けます。
「あの人に嫌われちゃったなぁ、、、」
「あれができなかった、、、」
「あの時こうしていればよかった、、、」
などなど。
悩み続けることで解決できるなら良いんですが、いくら悩んだところで解決できないことなら、スパッと悩むのを止めることが大切です。
ポジティブ思考の人も、悩んだり落ち込んだりすることはもちろんあります。
でも、悩んだり落ち込んだりしていても何も状況が変わらないということを知っているので、「じゃあ次はこうしよう」と、頭を切り替えて次のことを考えるんです。悩んでもしょうがないのに悩み続けていることは、時間と体力・精神力の無駄使いなんです。
人生を100kmのコースだとすると、ネガティブな人はずっとスタート地点のところで、あーでもない、こーでもないってやってるんですよね。でもポジティブな人は、いつも前を向いて着実にゴールへ向かって進んでいる。
自分が今悩んでいることは、果たして悩み続けたところで何か解決するのか、、考えてみるようにすると良いですよ。
ポジティブな人とできるだけ一緒に過ごす
自分の実体験として1番効果的だったのは、ポジティブな人とできるだけ一緒に過ごす、ということ。
本当にね、もしこれができるなら、ぜひやって頂きたいです。
もちろん、ただただ一緒にいるだけでは何も変わらないので、ポジティブな人の思考を真似する、っていうことが大事なんです。その人はこういう時にどうするのか、どういう考え方をしてどういう行動をとるのか、全部真似するつもりで過ごすんです。
そうするとね、徐々に自分自身も、その人と同じような考え方をすることができるようになってくるんです。一緒にいる時間が多くなればなるほど、それだけ効果も大きいです。
逆に避けるべきは、ネガティブな人と過ごす時間。
もともとネガティブな人は、頑張ってポジティブ思考になろうと努力をしていても、ネガティブな方向に引きずられやすいんですよね。完全にポジティブ思考に変われた後なら、ネガティブな人と過ごしてもポジティブのままいられるんですけど、思考を頑張って変えている途中だと、すぐにネガティブな方向に戻ってしまうので要注意です(><)
変わりたいという強い意思をもつ
なんだかんだ言って、1番大切なことはこれですね。
変わりたい、という強い意志を持つこと。
自分を変えたいなら、自分で変わる努力をしないとダメなんですよね。
他人には何もすることができないんです。
私の知人で、「~が嫌だ」「~が辛い」っていつも愚痴ばっかり言っている人がいるんですよね。だから、
「辛いよね。でも辛い、嫌だって言ってたところで何も状況は変わらないから、~してみたらどう?こんなこともやれるんじゃない?」
って色々と提案するんですけど、いつも答えは同じで、
「あたしには~は無理」
「~だからそれは嫌だ」
「昔はできたかもしれないけど、今はもうできない」
みたいに、何かしら理由をつけて何もやろうとはしないんですよね。それでいて、いつも「今がこんなに辛い。~が嫌だ」って毎回同じ愚痴を言ってるんです。
1年経っても2年経っても、その知人の愚痴はいつも同じ。何にも変わってないんですよね。
それで思ったんです。
その知人は、自分を変える意思はないんだって。
今の状況を変えたい、っていう意思はないんだって。
だから私も、もう何も言わないことにしました。
結局私が何を言ったところで、本人に変わる意思がなければ何もできないんですよね。
本当に今の状況を変えたいなら、今の自分を変えたいなら、自分自身が「変わるぞ!変えるぞ!」っていう強い意志をもつことが大切です。
まとめ
今回は、「ネガティブだった私がポジティブ思考の人間になれた方法」についてでした☆
経験談として、ネガティブ思考で良いことはない、っていうことをはっきり言いたいです。自分自身が辛くなるだけで何も解決しないですし、何よりネガティブな人って「負」を引き付けてしまうと思うんですね。そしてどんどん負の状況にハマっていってしまう。
ポジティブな人がキラキラして見えるのは、前向きな考え方をすることで自然と「楽しいこと、良いこと」を引き寄せているから。ポジティブな人も集まってきますし、相乗効果でどんどん良い人生を進むことができるんですよね。
ポジティブな人に自分は絶対なってやる!って強い意志を持てば、誰だってポジティブ人間になれるんです!
では今日はこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆