こんにちは、なつ子です☆
私は昔、常に他人の評価を気にしていた子だったんですよね。自分の意思がなくて、「これをやったら他人から褒められるかな」とか「これをやると他人から嫌われてしまうんじゃないか」とか、とにかく他人が自分をどう思うかってことばかり考えて生活していました。
でもね、そういう生き方をしていると、本当に辛いんですよ。
他人のふとした言葉とかで左右されてしまうし、自分がどうしたいのかが分からないし、良いように利用されたりもしちゃうんですよね(><)
ということで、今回は、他人の評価を気にしすぎる自分を克服するために、私が実践した治し方について書いてみようと思います。対人緊張(恐怖)症・あがり症で悩んでいる方が、少しでも気が楽になったり、克服するお手伝いができれば幸いです。
他人の評価を気にしすぎてしまう原因
自分自身がそうだったので良く分かるんですが、他人の評価を気にしすぎてしまう人は、
自己肯定感が低い
これが原因だと思うんですよね。
自分で自分を好きになれない、肯定できないっていうことです。
幼少期に親から「あなたは~しないとダメ」とか、「なんで~ができないの」とか、「あなたはこういう人間になりなさい」とかって言われた人は、自己肯定感が低くなりやすいです。
はい、私もそうでした!!
逆に、「あなたはあなたのままで、十分素晴らしい」とか、「あなたがどんなあなたでも、パパとママはあなたが大好きだよ」とか、ありのままの自分を受け入れて肯定してくれる親の下で育った人は、自己肯定感が高くて、自分で自分のことが好きでいられる人になります。
昔の私のように自己肯定感が低いと、他人からの評価に依存してしまうようになってしまいます。
「今の自分は大丈夫だったかな・・・Aさんが良いって言ってくれたから、正解だったんだ!」とか、
「Bさんがダメって言ってたから、今の私はダメなんだ・・・」とか。
自分がどう思うか、ではなくて、他人がどう思うかってことを常に考える。
他人の評価を気にしすぎてしまう人は、こんな感じで無意識に他人の評価を常に伺っていると思います。
他人の評価を気にしすぎてしまう人の特徴
視野が狭く、自分しか見えていない
他人の評価を気にしすぎてしまう人は、
- 自分がどう思われているか
- 自分がどんな風に見られているか
こればっかり考えていると思うんです。
だって私がそうだったから(><)
友達が髪型を変えても気付かない、いつもと違う様子でも気付かない。
「Aさん、昨日~だったよねー」とか言われても、「え?そうだったっけ?」ってなってしまう。
自分の意識が常に「周りから自分はどう思われているか」っていうところにあるので、悪い言い方をすると「自分しか見えていない」っていう感じになってしまっているんですよね。
好きでこうしていうわけではないんだけど、きっと他人から見れば、「あの子は自分のことしか見てないよね」っ感じになってしまってるんじゃないかなと思います。
他人から利用される
他人の評価を気にしすぎてしまう人は、他人から「あなたは素晴らしいね」とかって言われると安心するし、嫌われたくないっていう気持ちが強いので、ついつい期待に応えようと頑張ってしまうんですよね。
「これ、やっといてもらえると助かるんだけど、できる?」
って言われると、「うん、いいよ」って言ってしまう。
「わたしはAが嫌いで、Bが好きだな」
って言われると、Aをしないように気を付けて、Bをするように頑張ってしまう。
相手からしたらさ、自分に好かれようと必死でやってるのが分かるから、まぁ都合の良いヤツって思いますよね。他人を利用してやろうって思ってる人って、利用しやすい人を見分ける力があるというか、「あ、こいつうまく利用できるな」って瞬間的に分かるから、知らず知らずのうちに良い餌食にされてしまうことがあります(><)
本当の自分が分からない
よく心理テストとかでさ、あなたはどのタイプ?みたいなやつがあるじゃないですか。
「~の時は、~する方だ」とか、「わたしは~が好きだ」とかっていう質問に、YES NOで答えて進んでいくわけですけど、他人の評価に重点を置いて生きてきた人って、これが出来ないと思うんです。
なぜなら、本当の自分が分からないから。
自分がこういう時にどうする人間なのか、本当に分からないんですよね。
相手に合わせてカメレオンのように自分を変えてきたし、「これやりたいな」と思ったとしても、他人の目が気になってできなかったりして、一体本当の自分はどういう人間なんだろうって自分で自分が分からなくなります。
他人の評価を気にしすぎる自分を克服するために、私が実践した治し方
他人の評価を気にしすぎてしまっても、自分の生活に支障をきたしていなければ、それはそれで良いと思うんです。
でも、他人の評価が気になってしまうがゆえに、ストレスが溜まったり、学校や職場に行くのが辛くなってしまったり、やるべきことに集中できなくなったり・・・っていうことが起こってしまうと、これはすぐにでも治さないといけないと思うんです。
私も学生の時はかなり悩みました。
勉強しないといけないのに、他人からどう思われているかばかり気になってしまって全く集中できないし、いつも他人の顔色を伺って、「あぁ、いまの自分はダメだ」とか、「今の自分は良かったのかな」とか、そんなことばっかり考えて、毎日が生きづらくて辛かったんです。
でも、
- 自己肯定感を高めて、自分を好きになる
- 他人の評価なんて、その人の都合に合わせたいい加減なものだと認識する
この2つをしっかりやることで、他人の評価が気にならなくなりました。
自己肯定感を高めて自分を好きになる
自己肯定感が低い人は、あくまでも自分に対してものすごく厳しいだけで、他人には違うと思うんです。
私も、「ほかの人は70点とっても良いけど、自分は絶対に100点とらないとダメだ!」みたいな考え方だったので、他人のことなら許せても自分のことは許せなくて、自己否定ばかりし続けていたんですよね。
でも、鏡の前に立って、鏡に映った自分を他人のように見てみてください。
そしたらさ、「あなたは笑顔が素敵だね!」とか、「髪の毛がキレイだね」とか、「毎日遅くまで頑張って、すごいよね」とか、良いところを見てあげられるようになりませんか?
鏡に映った自分が他人なら、素直に良いところを褒めてあげられませんか?
ダメなところも、そんなに否定せずに流すことができませんか?
私は客観的に自分を見るようにしたことで、他人を見るのと同じ基準で自分自身も見ることができて、それまで「これがダメ!あれがダメ!」ってマイナスのところしか見ていなかったのが、プラスのところも見えてくるようになって、1人の人間として
「うん、あなたはこんな良いところがいっぱいあって、素敵な子じゃん」
みたいにさ、自分で自分を褒めて受け入れることができるようになったんですよね。
もちろん1度やっただけではそんな簡単にはいかないので、毎日毎日自分を客観的に見て、「本当にあなたはそんなダメな人間なのか?」ってことを自分に問いかけて、他人を見るのと同じモノサシで自分も見るようにして、少しずつありのままの自分を受け入れていったんですよね。
他人の評価なんて、その人の都合に合わせたいい加減なものだと認識する
これまでは「他人の評価、命!!」みたいな考え方を無意識にしていたわけですけど、よーく考えてみたら、他人の評価なんて超いい加減なものなんですよね(笑)
ついこの間まで「Aさん、いいね!」とか言ってたのに、ちょっと自分に不都合なことがあったら「Aさんて、~だから嫌だよね」みたいに180度変わったりしてさ。
結局、自分にとって都合が良いか悪いかの基準で、その人の損得感情で勝手に評価をしているだけのものなんですよね。
そんないい加減なものに、自分の存在意義を委ねているのは、馬鹿らしいと思いませんか??
自分の人生を、そんなしょーもない評価によって犠牲にすることなく、もっと大切にしてあげましょう(^^)
まとめ
今回は、「他人の評価を気にしすぎる自分を克服した方法」についてでした☆
人間は集団で生活するものなので、どうしても他人の評価を気にしながら生きていかなければいけないんですけど、自分が生きづらくなってしまうほど気にし過ぎてしまっては元も子もないですよね。
ありのままの自分を受け入れて、どんどん好きになって、他人に左右されることなく自分が生きたいように生きれるようになりますように。
では今日はこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆