赤面を治そうとしたら、顔が多汗症になってしまった話

多汗症

こんにちは、なつ子です☆
私は高校生で赤面症になってしまったんですけど、人前で赤面するのがとにかく嫌だったんですよね。それでなんとか赤面しない方法はないかと試行錯誤していたら、顔に汗をかいて体温を下げるという技を身につけてしまったんです(笑)

どんな技やねーーんっ!!(笑)

そしてもちろん、これはこれで今度は多汗症に悩むことになるわけですが。。。

ということで、今回はそんな高校生時代のことを書いてみようと思います。
対人緊張(恐怖)症・あがり症で悩んでいる方が、少しでも気が楽になったり、克服するお手伝いができれば幸いです。

赤面を隠したくてあがいていたら、自分の意思で顔に汗をかけるように

多汗症

高校生のときに赤面症を発症してからというもの、他人に注目されることが怖くて怖くてしょうがなかったんですよね。というか、注目とまでいかなくても、顔をじっと見られるだけでも恐怖を感じていたと思います。

なので、他人から注目されたりとか顔を見られそうになった時は、

「うわ、赤面しそう・・・顔よ、赤くなるなーー」

とかって心臓バクバクさせながら心の中で祈りまくっていました(笑)

なんかさ、これ赤面症の人にしか分からないと思うんですけど、顔が赤くなる時って、グワーッって熱い血流が顔に集まってくるのが分かるんですよね。うわ、くるぞくるぞーみたいな。
だから、この込み上げてくる熱い血流を途中で止めて、顔が赤くなるのをなんとか阻止できないかっていうのを考えたりしてさ。

ぐっと胸のあたりに力を入れて血流が顔まで上らないように・・・とかやってたりしたんですけど、それでもやっぱり止めきれなくて。いっつも顔が真っ赤っかになっちゃってさ。それで毎回自己嫌悪に陥ったり、他人からどう思われているか気にしまくったりして、本当に辛い毎日でした。

でも考えれば考えるほど悪化してしまって、赤面の度合いもどんどんひどくなっていって、あまりにも顔が熱くなりすぎるので、顔中汗だくになようになってしまったんですよね。

顔が真っ赤になって、顔中汗だくになって・・・
本当にあたし終わってんなって感じだったんですけど、1つ良かったことは、顔に汗をかくことによって赤みがいつもより早く引いたんですよね。

ってことは・・・
顔が赤くなりそうになったら、その前に顔に汗をかけば、顔の体温が下がるから赤くならないんじゃね??

って思ってさ。
赤面しそうになった時、その熱い血流に意識を向けて顔に力を入れると・・・
なんと、自分の意思で顔に汗をかけるようになったのであります!!!

どんなくだらない技だよーーーっ

本当に人間の体って不思議なものです。

でさ、その「顔に汗をかく技」を駆使してたら、多少顔が赤くなるんだけど、すぐに汗のおかげで赤みが引くようになって。しかも、汗をかいたらしばらく赤くならないっていう。

いや、もちろんこんな対策方法は間違ってるんですよ。
でもさ、当時の私は「これだーーっ!」って思って、毎日「顔に汗をかく技」を実践してたんですよね。

顔が多汗症になり、今度はそれも悩みのタネに

多汗症

「顔に汗をかく技」のおかげで、以前より赤面症の悩みは減り、だいぶ人前でも赤くならずに話せるようにはなったんだけど・・・

その技を駆使しすぎたせいか、ちょっと顔に意識を向けただけで顔面にめっちゃ汗かくようになっちゃったんですよね。鼻の下とか、顔の中心にめっちゃ汗!!まじ多汗症!!

もぉーーー!!!

だからさ、冬にも顔に汗かくし、夏なんてまじでどんだけ顔中汗だくだよってくらいひどくて。
え?運動してきました??ってくらい。ただ座ってるだけなんだけど・・・

よく女の子ってさ、「私顔に全然汗かかないんだよねー」とか、「汗かきたくてもかけなーい」とか言ってるじゃん。
いや、あたしも女子だけど、めっちゃ汗だくですっ!!て感じ。

背中とかに汗かくならあんまり分からないから良かったんだけど、顔ってやっぱり見えるところだからさ。
赤面も嫌だったけど、女の子なのに顔中汗だくっていうのが本当に辛かったです。うぅ・・・

下手に隠そうとせず、他人を気にしないで堂々としてれば、赤面症にも多汗症にもならなかった

NG

結局さ、何がダメだったって、とにかく私は他人の目を気にしすぎてたんですよね。
他人から自分がどう思われているかっていうこと。

「こんなところで赤面したら、きっとバカにされる」とか、「絶対変に思われる」とか、他人が自分のことをどう思うかってことばっかり毎日考えて生きていたので、自分の人生を全く生きていなかったんですよね。

普通の人ってさ、「今日はこれを目標にして行動しよう!」とか、「これ失敗しちゃったけど、反省を生かして次頑張ろう!」とか、自分がどう生きたいのかっていう意思がまずあって、それを軸にして生きていると思うんですよね。

でも私の場合は、「きっと私がこうしたら、みんな尊敬してくれるかな」とか、「こういう風に振舞ったら好かれるかな」とか、とにかく常に他人からの目線を軸にして生きていたんですよね。

だから、他人から好かれない、とか、他人から悪く思われる、とかっていうのが異常に怖くなってしまっていて。
赤面した時も、「こんな私じゃ絶対ダメ!!」みたいな風に思って、どうこの赤面を隠すか、治すかってことばっかり考えて。
結局顔の多汗症になってさらに悩みが増えてしまったわけですけど・・・

でもさ、他人の評価なんてどーでも良いって思ってたらさ、別に顔が人前で赤くなったって、汗かいたって、別に良くない??っていう話でさ。

汗かくとベタベタして気持ち悪くなるから、もちろん嫌なんだけど、でもさ、周りに誰もいなくて、自分1人だったとするじゃないですか。
そこで赤面したって、汗ダラダラかいたって、別に自分が良ければ「まーいっか」ってなりますよね

それと同じで、自分を軸にして生きてると、自分が「まーいっか」って思ってたら、他人が何と言おうが「まーいっか」になるんですよね。
大事なのは、自分がどう思うか、自分の人生を自分がどう生きたいか、なんですよね!

まとめ

今回は、「赤面を治そうとしたら、顔が多汗症になってしまった話」についてでした!
やっぱりさ、他人の評価を気にしすぎるっていうのは良くないですよね。

もちろんある程度は他人から良く思われたいっていう気持ちはあって良いと思うんですけど、気にしすぎてしまうと、私みたいにどんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。

大切なのは、あくまでも自分自身の評価!
自分が自分をどう思うかってことで、他人から見た自分じゃないんです!

自分がボロボロになってまで、その他人の評価を大切にする必要が本当にあるんですか?っていうことです。
対人緊張(恐怖)症の人は、もっと自分のことを大切にしてあげてください。
と、私も昔の自分に言いたいんです!!笑

では今日はこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆

タイトルとURLをコピーしました