こんにちは、なつ子です☆
記念すべきブログ記事の一発目は、私が人前で声が震える経験を初めてした時の話を書こうと思います。それまでは緊張しても声が震えるなんてことは全くなかったのに、授業中の本読みで声が震えまくって、普通に話すことすらできなくなってしまった、にが~い経験です。全然自慢できる話じゃないけどねっ。
対人緊張(恐怖)症・あがり症で悩んでいる方が、少しでも気が楽になったり、克服するお手伝いができれば幸いです。
対人緊張・あがり症を発症したのは中学2年生の時
対人緊張(恐怖)症・あがり症を発症するまでは、目立つこととか人前で話すこととか、比較的好きな子どもだったんですよね。
授業中も結構「はいっ!」とか言ってはりきって手を挙げたりとか、本読みも好きで「将来はアナウンサーになろうかな~」なーんて考えちゃったくらい(笑)
・・子どもの時の考えなんで、許してください(笑)
まぁそんな感じの子どもだったわけなんですが、中学2年生の時に、ほどほどの良好関係を築いていたはずのA君から突然「調子こくなよ!」と言われたことをきっかけに、対人緊張(恐怖)症・あがり症をみごとに発症してしまったわけです。
A君がいると「またなんか悪口言われてるんじゃないか」とか、A君の友達がいても「きっと私の悪口をA君から聞いてたりするんだろうな」とか、とにかく自分が「悪口を言われている存在になってしまった」ことが受け入れられなくて、当時はどんどん1人で悪い方向に考えまくっていました。
好きだった本読みで声が震えるようになってしまった
そして運の悪いことにA君と同じクラスになってしまったから大変。
あんなに好きだった授業中の発言も、「私が発言したらA君が悪口を言うんじゃないか・・」とか考えてしまって、全然できなくなっちゃったんですよね。
学生の時って、席の前の方から順番に本読みさせられるってこと、ありましたよね?!
これまでの私だったら、「早く順番回ってこーい!たくさん読めるところが良いな~」なーんて考えてたんですけど、A君のことがあってから、「どうしよう。私に順番回ってくる。」「私が本読みしているとA君は悪口言うのかな・・・」とか、そればっかり考えてしまって、そしたらなんか心臓がバクバクしてきてしまって、いざ自分に順番が回ってきた時、声を発した瞬間めちゃくちゃ声が震えてて、自分でびっくりしたんですよ。
え?あたし声震えてる??って。
だってそれまで声が震えるなんてことなかったから、本当にびっくりしたんですよ。
声がちょっと震えるところではなくて、もう震えすぎて言葉が話せないレベル。
こんな状態になっちゃったもんだから、「どうしよう!どうしよう」って心の中でパニックになるし、「絶対みんなから変に思われてる!」とか「A君絶対悪口言ってるよー」とか、もうとにかく不安と恐怖で死にそうでした。
必死で「ゴホっゴホっ」とか咳込んで声の震えをごまかそうとしたりしてさ。
当然先生もびっくりして「あれ?どうしたの?喉が痛いのかな?」って心配されて、だから私も「はい、今日は体調が悪くて・・・」とか言ってごまかしたり。
そんなこんなで本読みは途中で止めさせてもらったわけなんだけど・・・
もうさ、この気持ち、経験した人にしか分からないよね。
恥ずかしいのと、情けないのと、みんなからどう思われているのかっていう不安と恐怖。
今すぐにでもこの場から逃げ出したいっていう気持ち。
今思い返しても、あの時の自分は相当辛かったんじゃないかなと思います。
・・・ってな感じで、私の対人緊張(恐怖)・あがり症の最初の症状は、「声の震え」でした。
人前で声が震えてしまう原因は、他人の評価を気にしすぎる「自分の考え方」が原因
さてさて、現在私は人前に出ても過度の緊張はしないで話すことができるのですが、それは「自分の間違った考え方」を直したからなんです。
人前に出たら声が震えて話せないってのは、病気でもなんでもなくて、「自分の考え方」が変な方向に向いてるから。そう、私がそうだったように、「他人の評価が命!」みたいな考え。
私はさ、プロフィールにも書いてるんですけど、教師の両親の下で育ってものですから、幼少期からずっと他人の評価を気にしまくっていたわけです。
だから、他人から「すごいねー」とか「かわいいねー」とか、とにかく良い評価をもらうことに喜びとか自分の存在意義とか存在価値みたいなものを感じていて、どうやったら好かれるか?っていうことばっかり考えて生きてきたんですよね。
この人はきっとこういう人が好きだから、私はそういう人になろう。
とかって、好かれるためにその人に合わせて自分を変えたりとかさ。
だから、「他人から悪口を言われている存在」とか「嫌われている存在」になることがものすごく怖くて。
普通の人は、「嫌だ」っていうレベルだと思うけど、私の場合は「怖い」っていうレベル。
「怖い」ってさ、死ぬかもしれない時の感情だから、ものすごく強いんだよね。
だから心臓がバクバクしてきたり、緊張して声が震えてきたりとかするんですよね。
でもさ、良く考えてみたら、他人って自分が怖がるほどの存在なんだろうかっていう疑問。
他人に嫌われることが、そんなに怖いことなのかっていう疑問。
他人から好かれることが、そんなに大事なのかっていう疑問。
自分は自分、他人は他人。ってか、どっちもおんなじ対等の人間じゃんってこと。
そんな風に考えることができると、自然と人前に出ても緊張しなくなるんですよね。
もちろん「うまく話せるかな・・」っていう緊張はあるんですけど、「失敗したらどうしよう!怖い!」みたいな変な緊張はなくて。
「失敗してしまったら、まぁしょうがないか。」「誰だって完璧に話してる人なんていないじゃん」とか、そんな風に考えらえるようになるんですよね。
まとめ
今回は、「人前で話すと声が震える」経験を初めてした時の話についてでした!
人前に出ると緊張して声が震えてうまく話せないっていう人は、まずは自分が「他人の評価」を気にしすぎていないか、考えてみると良いと思います。
他人の評価ってさ、なんかすごい大切なものみたいに感じるけど、相手からしたら私の評価が「他人の評価」になるわけじゃないですか。
私の評価って、例えば「C子ちゃんは頭が良くてすごいねー」とか「D君は足は速いけど、遅刻ばっかするからあんまり好きじゃないなぁ」とか、そんな感じで、自分の考え方を基準にして勝手に評価しているわけでさ。
それを相手が聞いても、「褒めてくれてありがとう」とか「こっちだってあんたのことそんなに好きじゃないよ」とか、まぁほどほどに流すよね、きっと。
それとおんなじで、他人の評価ってのはさ、その人が勝手に自分基準であーだこーだいってるだけだから、何のすごさも怖さもないんだよね。
それが分かると、「他人の評価命!」みたいな考え方は自然となくなってきて、それと同時に人前で緊張したりあがることも無くなります。私もそうだったからね!
では今日はこのへんで。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆