プロフィール

対人緊張・あがり症を克服!なつ子の体験ブログ
なつ子

natsuko

プロフィールページをご覧になってくださり、ありがとうございます☆ WEB業界に勤めるアラフォー女子、なつ子です。

このページでは、私なつ子のプロフィールを簡単に・・・いや、全然簡単ではなく、ものすごく長くなってしまいましたが、お伝えしたいと思います。少しでも私について知っていただければ嬉しいです。

子供

「お利口さん」を演じていた子供時代

私の両親は共に ”教師” で、幼少期から「他人のお手本になるような子になりなさい」なーんて言われ続けて育ったんですよね。教師の親をもつ方には、”あるある” の話ではないでしょうか(笑)

いわゆる周りの評価を気にする家庭で育ったものですから、小さい頃から塾や習い事に通って、部活もバスケ部に入って、「勉強・運動の両面で誰にも負けないようにしなければ!」と子供ながらに必死に頑張っていたような気がします。
うぅ・・・我ながらよく頑張ってたな、あたし。と褒めたい(笑)
子供はのびのびと・・・っていう言葉、ありませんでしたっけーー??

まぁ子供なので、まだ自分の意思はなく、ただただ「親に褒められること」を目標にして過ごしていたように思います。

さらに私は、な、なんと ”双子” に生まれてしまった!
ちなみに瓜二つの一卵性双生児。
よく「どっちがどっち?」とかさ、「テレパシー使えるってほんと?」とかさ、もう何百回も聞かれたわーって感じ(笑)

いや、いいんですけどね。私も逆の立場だったら聞いてたと思うし。
ちょっと話が反れてしまいましたが、要は自分とそっくりな人間がもう1人いつも隣にいた、ってことを言いたかったのです。

親からは、「**ちゃんに負けるな!」とか「**ちゃんの方が点数が高かった」とか、毎日比べられて言われるんですよね、これが。一卵性双生児の方なら分かってもらえるかと思うのですが、親にこうされてしまうと、双子の片割れとは自然にライバル関係になっていってしまうんです。

こんな環境で育ったので、家でも外でも常に負けられない相手がいて、常に気が抜けない。はたから見ると「お利口さん」「いい子ちゃん」という感じの子供だったんじゃないかなぁと思います。

中学校

中学生の時に、対人緊張・あがり症を発症

中学2年生の時に、それまでほどほどの良好関係を築いていたはずのA君から突然「調子こくなよ!」と言われ、その時から私の人生が180度変わりました。これが対人緊張・あがり症を発症してしまったきっかけです。

えっ!いきなり!
何がどーなってそーなったー??

ですよね。ちょっと急すぎました。

結局、他人の評価ばかり気にする子に育ってしまったので、人から嫌われる、悪口を言われる、ということに対する免疫が出来ていなかったんだと思います。

きっと普通の人なら、嫌われて悲しいし辛い、と思っても、嫌われたんならしょうがない、全員に好かれることなんて無理なんだから、と割り切って考えると思うのですが、私は「他人の評価が命」のようなものでしたから、かなりパニック状態になって世界が一瞬で暗くなったような気がしました。

別に何か嫌なことをされた、とか、それから何回も言われた、とかでもなかったんですけど、「また悪口を言われているんじゃないか」とか、マイナスの方向に1人でどんどん考えてしまって。
それまで「他人から好かれている自分」「他人から良い評価をもらっている自分」が最も大事なことだと考えていたので、「他人から嫌われている自分」になってしまったことで、自分で自分を受け入れられなくなってしまったんですよね、きっと。

気付いたら本読みしている間に緊張して声が震えるようになったり、音楽の歌のテストでも声が震えて歌どころではなかったり。リコーダーの発表の時なんか、音が震えすぎて中断してしまったり。

もー。どんだけーーってツッコミたくなるくらい。
どんどん泥沼にはまっていってしまったわけです。

対人緊張症・あがり症

「声の震え」に手足の震えが加わり、「赤面症」「多汗」「にきび」も始まる

対人緊張・あがり症を発症してからというもの、授業に全く集中できない。
「また声が震えたらどうしよう」ということばかり考えるようになってしまって、考えるだけで心臓がドキドキしちゃうくらい、どんどん不安が大きくなって症状が悪化しました。

何が怖かったかって、「人前であんなに緊張するとか、だっさー」とか「めっちゃ声震えてるじゃん、変なのー」とかさ、そんな風に変な目で見られるんじゃないか、ということ。
いや、別に実際そうやって言われたとかではないんですよ。あくまでも私の妄想なんですけど、でも「他人の評価が命」っていう考えに囚われていた私にとって、こんな風に思われるのが怖くて怖くてしょうがなかったんですよね。

なんか、自分が描く理想像というのがあって。
人前でも堂々としてハキハキしゃべれる、とか、プレゼンも緊張せずに自信をもってできる、とか。

「自分はこんな人にならないといけないんだ」って幼少期から思っていたので、余計に今の自分とのギャップを感じて、本当に自分が情けなくてカッコ悪くて、劣等感の塊みたいになってしまった気がします。

人前で発表とか本読みとかあると100%震えてしまっていたので、そのあと皆が私のことをどう思っているんだろう、とか考えて、「きっと変に思ってる」「可哀想だと同情してる」「変な目で見ている」とか、とにかく色んなことを考えまくってしまって、そうしているとどんどん恐怖感とか不安が大きくなって、一刻でも早くその場から逃げたい、という気持ちでいっぱいでした。

そしてこうなってしまった私は、びっくりするくらいのスピードで次々とその他の対人緊張の症状も発症してしまったんですよね。それまでは声の震えだけだったんですけど、体(手足)の震え、赤面症、大量の汗・・・。汗っていっても緊張や不安からくるものなので、脂汗(笑)。だから顔面ニキビ状態にもなりました。

なんでこうなるねんっ!!(笑)

いやはや、自分磨きをするには時間がかかるのに、落ちていくのはものすごいスピードでなんですねぇ。トホホ。

カウンセリング

藁にもすがる思いで行ったカウンセリングで「考え方」を直したことで、人前でも緊張しないように

人前でまともに話すこともできなくなってしまった私は、藁にもすがる思いでインターネットで改善法やら克服方法やらを探しまくって、ようやく見つけたカウンセリングに行くことにしました。
当時、大学生。このまま社会人になってはまずいと思い、1人で夜行バスに乗って遠方のカウンセリングに向かったんですよね。

この勇気!
いや、本当は勇気なんてもんじゃないんです。とにかく助けてほしかった、ただただ必至だったんですよね。

そしてカウンセリングで、「自分の誤った考え方」が原因で、対人恐怖とかあがり症とかを発症している、ということを初めて知ったんです。

え?そういうことだったの??
って、びっくりしたというか、少し気が抜けたんですよね。
病気とかじゃなくて、ただ自分の考え方が変な方向に向いていただけだったってことだったので。

私の場合、育った家庭の影響もあって「他人から良い評価がもらえないと死ぬ!」「他人の評価で自分は生きている!」みたいな考え方に無意識のうちになってしまっていたんですよね。
だから、自分のその考え方を見つめ直して、正しい方向に改善することで、自然に人前でも緊張しなくなりました。
大事なのは「他人の評価」なんかじゃなくて、「自分自身の評価」だったんですね。

今では、100人の前でプレゼンとかも、もちろん緊張はするけれど、前みたいな恐怖感はなくて、良い緊張感を持ってできるようになりました。成功体験ができると、どんどん自分に自信がついていきますし、途中でウケ狙いなんか考える余裕も出てきます。(ウケたかどうかは別の話、、、、)

ブログ

この体験ブログが、同じ悩みをもつ方のお役に立てますように

対人緊張(恐怖)症とかあがり症って、実際に自分がなってみないとその辛さが分からないですよね。しかも、なかなか他人に相談できるものでもないし。

だから、1人で考えてどんどん不安が大きくなって、それでさらに症状が悪化してしまうという負のスパイラルにハマってしまうと思うんです。

でも、同じように悩んでいる人がいて、その人はこうやって克服した、とか、こうやったら改善したよ、とかっていう体験談があれば、きっと気持ちが楽になると思うんです。
そして、同じように克服できると思うんです。

私なんかはさ、震え、赤面、大量の汗、ニキビ(赤ら顔も)・・・っていう結構オールマイティの症状が出ちゃったわけなんですけど、どれだけインターネットで調べても自分と同じ状況の人って見つからなかったんですよね。
赤面だけ、とか、震えだけ、とか。赤面症だけどお肌はツルツル、とか。
「あーやっぱり私と同じ状況の人はいないんだ。私の辛さは誰にも分からない」とかって思って、孤独感とか絶望感とかめちゃくちゃ感じてたんですよね(笑)

だから、全然自慢できる話ではないけれど、これまでに自分が経験してきたことをブログに書こうと思いました。

同じように悩んでいる方の、少しでもお役に立てるように。
気持ちが楽になるように。

大丈夫、私でも克服できたんですから!(笑)
せっかくの人生、自分のやりたいことをやって自由に楽しく生きていきましょう♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
以上、なつ子のプロフィールでした☆

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